おかげさまで、2023年5月2日、NPO法人ratikは、設立10周年を迎えることができました。現在まで、多くの方々に、様々な形でお世話になりました。改めてお礼申し上げます。
10周年だからどうということはなく、今までどおり事業を継続していくのが基本ですが、ひとつの節目であり、これをきっかけに、今までのことを振り返ってみたり、これからのことをより考え、2023年度をより充実した年としたいと思っています。
研究者の机上で、ratikが制作した電子書籍、webサイト、製本版などが役立っていてほしいという願いを込めた風景をratik理事でもあるPosticsさんにイラストで表現してもらいました。「あっ、あの本」と見出していただけるかもしれません。「いやぁ10年あっという間でなかなか厳しく、10年経ってここか」という気持ちもありますが、こうやって見てみると、ratikが10年の歴史で積み上げてきたものは決して小さくはないという気もしてきました。
先日(2023年6月4日)、設立準備からお世話になっている京都市市民活動総合センターのミィーティングルームにて、第21回総会を開催しました。3年間(2回/年×3年=6回)は、コロナの蔓延によりオンラインで開催してきましたので、久しぶりに、役員の方々に対面でお会いし、会議後にはランチを共にできたことは、ごく普通のことではあるけれど、とても晴れ晴れとした気持ちになりました。また、遠方におられる役員の方々に、オンラインで参加していただけたことには、コロナ禍という逆境の中で進んだ文明のひとつの恩恵を感じることができました。(すっかり慣れていらっしゃるセンターのスタッフの方々の助けもあり、スムーズに設定等進めることができました!)
ratikは、NPO法人として、学術情報発信のサポートすることで、公益の増進に役立っていければと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
(ratik 木村麻子)