昨年末(2015年末)からratikが編集作業に関わっていました国際日本文化研究センター(日文研)の機関誌「日本研究」の第53集が発行されました(2016年6月発行)。今集では、査読・審査を経て採択された「投稿論文」や、国際的な日本研究の動向を紹介する「書評」といった従来のコンテンツに加え、この機関誌としては久々の「特集」が組まれています。
「特集」のタイトルは、「失われた20年」と日本研究の未来。2015年に日文研とハーバード大学において2度にわたって開催されたシンポジウムとリンクする企画になっています。「失われた20年」は、文化的事象として種々に解析できるとともに、それ自体、文化的事象でもある「文化研究」の枠組みを変化させる出来事であったことが明らかになります。
全編、無料で閲覧することができます。是非、ご覧になってください。