ratikは電子書籍の販売に際し、クレジットカードを用いた決済ルートとして「PayPal」のシステムを利用しています。このシステムは、クレジットカード番号をはじめ、「お客様の個人情報」をratikでお預かりすること「なく」、お支払いを済ませていただくもので、従来から「安全性」が高いものと認識されています。
他方、4月7日、個人情報の暗号化送受信ソフトOpenSSLの脆弱性(通称“Heartbleed Bug”)が公表され、インターネット通販での「クレジットカード番号の外部流出」などによる被害を懸念する声が高まっていました。
PayPalは、この問題に対し、本国・アメリカのwebサイト上でPayPalアカウントの「安全性」を宣言しています。
OpenSSL Heartbleed Bug – PayPal Account Holders are Secure
この記事には以下のようにあります。
- あなたのPayPalアカウントは安全です。
- あなたのアカウントに含まれる詳細情報は、過去にも外部に流出していませんし、現在も安全性が保たれています。
- あなたの個人情報を守るために、何らかの行動をとる必要はありません。
- パスワードの変更の必要はありません。
恐らく、インターネットを介した取引に「完全な安全」はありません(それは「対面による取引」でも同じことだと思います)。それ故、「消費者」として用心に用心を重ねることにこしたことはありません。
しかし、少なくとも、今回のOpenSSLの脆弱性“Heartbleed Bug”について言えば、PayPalの決済システムに対して「過度に心配する必要はない(There is no need to be unduly concerned.)」というのが現時点のratikの判断になります。
もし、ご心配の場合には、ratikでは、電子書籍ご購入時の「お支払いルート」として「ゆうちょ銀行振替口座への送金」という選択肢も準備しています。よろしければ、こちらをご利用ください。〔ratik・木村 健〕