子育てでイライラ、
仕事でムカムカ、
日々の暮らしでクヨクヨ。
そんな日々の心身の不快感からぬけだし、あらゆる人間関係を楽にするために、Stephen W. PorgesのPolyvagal Theory(多重迷走神経理論)から編み出した「5つの動作」によるセルフメンテナンス。
書名:とても簡単! 自律神経セルフメンテナンス:神経のしなやかなはたらきを取り戻す
著者:浅井 咲子・田島 功
(イラスト:浅井 雅美・田島 功)
発行年月:2015年4月20日
発行者:特定非営利活動法人ratik
ISBN:978-4-907438-13-5
電子書籍ファイル形式:EPUB2.0.1・リフロー
ファイル容量:9.1MB
文字数:約11,000字(図版多数)
販売価格:800円(消費税込)
- 学術理論に基づきつつもイラストがたくさん入った、気軽に読んでいただける電子書籍です。
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【目 次】
ステップ1:とにかく、やってみよう!
ステップ2:次のような変化があります
ステップ3:バランスのとれた自律神経
ステップ4:こんな時、やってみよう!
ステップ5:落ち着きってうつるんです
ステップ6:あきらめないで! 効果は自然とやってくる
ステップ7:続けていこう!
【バージョン情報】
■最新バージョン:ver1.2(2015年4月23日発行)
(お手持ちの書籍のバージョンは〈奥付〉ページでご確認ください。)
■変更内容
【ver1.0(2015年4月20日発行)→ver1.1(2015年4月21日発行)】
著者紹介、浅井咲子
(誤)
ジョンFケネディ大学院で、カウンセリング心理学の修士過程(身体心理学専攻)を修了。
(正)
ジョンFケネディ大学院で、カウンセリング心理学の修士課程(身体心理学専攻)を修了。
【ver1.1(2015年4月21日発行)→ver1.2(2015年4月23日発行)】
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(旧)ver1.1:21.7MB
(新)ver1.2: 9.1MB
【著者紹介】
浅井 咲子(あさい さきこ)
立教大学文学部卒。
外務省在外公館派遣員としてロンドンにある日本国大使館で勤務する。
在任中、中東やアフリカの諸国を訪れ、改めて地域や家族でつながることの大切さを実感する。
小学生の頃から夢だったカウンセラーの道を目指すため渡米し、カリフォルニア州のジョンFケネディ大学院で、カウンセリング心理学の修士課程(身体心理学専攻)を修了。
オークランドの地域カウンセリングセンター、大和市教育委員会、企業内でのカウンセリングの経験を通じて、幸せの秘訣は、神経系の自己調整力であることに着目している。
現在は、私設セラピストとして自己調整のある生活をクライアントに提案している。2012年より被災地(福島)で定期的に自己調整のゲームを実施している。
翻訳書に、ピーター・リヴァイン、マギー・クライン著『子どものトラウマ・セラピー』(雲母書房、2010年)がある。
田島 功(たじま いさお)
成城大学法律学部卒。
大手音響メーカーで長年海外事業に関わる。
在職中にコーチングを受ける機会を持ち、人の意欲を引き出すポジティブな効果に触発され、2010年よりエグゼクティブ・コーチングとして新たなキャリアをスタートした。
外資系企業を中心にコーチングを行い様々なクライアントと接していくなかで、子供時代の環境が及ぼす影響の大きさを痛感。
子供達に安心・安全な環境を提供するためのアクションに取り組んでいる。
一児(中学1年生)の父。子どもの小学校時代は、地元学童保育の運営にも関わった。
お二人がスタッフをつとめる
子育て応援組織「ハッピー・ペアレンレンティング」の
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【試し読み用サンプル画像】
「がんばる」「休む」また「がんばる」…。
刻々と変化する自然環境、社会・文化環境の中で、私たちの身体は、このリズムを繰り返しています。意志によるON/OFFの切り替えもさることながら、私たちには心や体の「構え」を無意識のうちにコントロールしてくれる「仕組み」が備わっています。
この仕組みを支えるのが「交感神経系/副交感神経系」からなる「自律神経」です。
しかし、高度に文明化された私たちの生活において、もともと心と体に備わっていたON/OFFの「リズム」は乱れがちです。例えば、重大な危機に直面した私たちの身体は、しばしば必要以上に「アクセル」をふかせた状態にとどまり続ける場合があります。あるいは逆に、心と体が休止の状態で過度に固まってしまい、次の一歩が踏み出せない場合もあります。
いずれの状態の継続も、私たちの心身、さらには私たちの共同体や社会に悪影響を与えることは明らかでしょう。
残念ながら、私たちには「自律神経」を意志の力で制御することはできません。
それゆえに「身体」や「感覚」という「言語」を用いて、「交感神経系/副交感神経系」との「対話」のルートを模索していくしかないのです。
本書で紹介される「身体的エクササイズ」は、どれも「とても簡単!」であるにもかかわらず、最初から、心と体の「構え」の「変化」を実感できるものになっています。
とりわけ、これらのエクササイズで念頭に置かれているのは、Stephen W. Porgesが注目した、自律神経と「社会的な哺乳類」である人間が有する「つながり」の機能との関係です。
実は、実感できる「変化」は「過酷な日常」を生きる上では、ささやかなもの過ぎるのかもしれません。しかし、浅井さん・田島さんの言葉を信じ、自らの心と体の変化の「進展」に耳を澄ませていきたいとも思います。〔ratik・木村 健〕