東日本大震災の後、宮城県北部の沿岸地区において、地震と津波の被害を受けた町に滞在して、心理援助活動を行った国重浩一さん・持留健吾さん・西嶋雅樹さんらと電子書籍『震災被災地で心理援助職に何ができるのか?』を発行してから、2年あまりが経過しました。
この間、直近にも熊本で大きな地震が続き、国重さんらの体験を活かしていくべき場が、立ち現れていました。そう、私たちはいつ災害に見舞われてもおかしくない土地に暮らし続けているのです。
この度、国重さん・持留さん・西嶋さんのお三方をプレゼンテーターとする対人援助職向けのワークショップの開催が計画されています。
■日時:2016年7月23日(土)13:00-17:30
■場所:すみだ生涯学習センター(ユートリヤ)
*詳細は、こちらのイベンント情報サイトをご覧ください。
国重さんが述べておられる、
専門職に就くものは、否応なく「なんでも知っている人」という期待を背負わされて、その責務に押しつぶされそうになる…
という言葉は、まさに今、重篤な現場に向かおうとする数多くの対人援助職の胸の内を物語っているのではないかと思います。
是非、ご注目ください!