発話の前に言葉の意味は確定している? 2014年4月30日 / ratik / 海外研究紹介など, 研究・実践の現場から 発話についての聴覚的なフィードバックが、発話者本人にとっての言葉の意味を確定していく様を捉えた研究成果が、Psychological Science誌に発表されています。 Lind, A., Hall, L., Bre […] Read More エージェンシー, ストループ効果, 意味, 発話, 聴覚, 言語, 記憶
「手書き」でノートをとることの意味 2014年4月28日 / ratik / 海外研究紹介など, 研究・実践の現場から 機器の小型・軽量化が進んだこともあり、ラップトップ・パソコンを筆記用具として使う場面が増えてきました。しかし、その弊害を唱える見解も根強くあります。「単に事実を覚える」ような類の知識では差が出ないものの、「概念的な意味 […] Read More マインドワンダリング, メンタル・プロセス, ワーキング・メモリ, 学習, 注意, 知識, 自己制御, 記憶
「第六感」を発動させずとも… 2014年1月15日 / ratik / 海外研究紹介など, 研究・実践の現場から 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚など「身体」的な感覚器官の助けを借りず、「心」は「周囲の変化」を「直接的に」察知することができる…。巷では、たとえば、こうした「能力」のことを「第六感」と呼んでいるのではないでしょうか。何だ […] Read More ワーキング・メモリ, 再認, 概念, 注意, 直観, 知覚システム, 知識, 第六感, 視覚, 記憶
高齢者の躓き・転倒にワーキング・メモリ低下が影響している 2013年12月1日 / ratik / 研究・実践に触れる, 研究・実践の現場から 障害物を跨ぎ越す際のアルツハイマー病モデルマウスの前肢・後肢の運動軌跡を丹念に記録することから、高齢者の躓き・転倒の原因にワーキング・メモリの低下が影響していることを示唆する研究が、第11回日本ワーキングメモリ学会大会 […] Read More アルツハイマー病, ワーキング・メモリ, 予期, 体性感覚, 姿勢, 視覚, 記憶, 身体認識, 運動感覚, 高齢者
ロフタス、虚偽記憶を語る 2013年10月1日 / ratik / 研究・実践に触れる, 研究・実践の現場から 私たちの「記憶」は、録音・録画機器のように情報を記録し、好きな時に再生するような代物ではなく、その場その場に応じて「構成」「再構成」されるものに過ぎない。Elizabeth LoftusのトークをTEDで視聴することが […] Read More スティグマ, 冤罪, 虚偽記憶, 記憶
エピジェネティックなメカニズムとして、通常の「報酬の記憶」は「薬物中毒」と異なっている 2013年8月26日 / ratik / 海外研究紹介など, 研究・実践の現場から ラットを用いた研究で、自然に形成される「報酬の記憶」のメカニズムと、薬物などによる中毒において形成される「報酬の記憶」のメカニズムとが異なることが明らかになりつつあります。Nature Neuroscience誌に論文 […] Read More DNAメチル化, エピジェネティクス, ドーパミン, 中毒, 報酬, 学習, 快楽, 記憶, 進化, 適応
他人の顔をよく覚えられる/覚えられないを分つものは 2013年6月5日 / ratik / 海外研究紹介など, 研究・実践の現場から 他人の顔をよく覚えている人は、相手の顔を無意識的によくスキャニングしているということを示す研究がPsychological Science誌に掲載されています。 Jennifer J. Heisz, Molly M. […] Read More アイ・トラッキング, 再認, 男女差, 記憶, 顔
現実に起きなかったことを質問されただけなのに、後に虚偽記憶が形成されてしまう 2013年6月3日 / ratik / 海外研究紹介など, 研究・実践の現場から 4ヶ月間アフガニスタンに派遣されたドイツ人兵士の虚偽記憶形成を扱った研究がEuropean Journal of Psychotraumatologyに紹介されています。この研究は一連のPTSD研究の一部をなすものです […] Read More PTSD, 戦争, 虚偽記憶, 記憶